前回の記事はこちら
→特化サイトノウハウ~キーワード抜き出し~
キーワードをカテゴリごとにわけたら設計図ができている状態になるので、記事を入れ始めます。
すでにカテゴリごとに入れたキーワードがリストのようになっているので、後はそれを見ながら順番に記事入れしていけばサイトが完成するという形になります。
記事を入れる順番

3つの種類の記事を入れるとしたら、以下の順番で入れていくのがおすすめです。
- 成約記事
- 集客記事
- まとめ記事
成約記事で狙っているキーワードはライバルが強めなことも多く、書いてすぐに上位表示されるということはほとんどありません。
でも成約記事ができていると、次に集客記事やまとめ記事を作ったときに成約記事に導線を張れるので内部リンク漏れを防止したり、のちの集客記事が作りやすくなります。
最初から作り込もうとしなくても良いので、まずはサッと書いてみるのがおすすめです。
書き方がわからない!と思った時は、上位にいるライバルサイトの構成を真似してみましょう。
ジャンルの違うサイトの構成を真似てもOKです(置き換えればいいので)
また、集客記事は検索ボリュームの多いものかつライバルが少ないキーワードの記事から書いていきましょう。
最初は小さなキーワード(3語、4語、ボリュームによっては5語も)で1位を狙っていきます。
そうすることで初期のころからサイトが成長しやすくなり、1位になれる記事を量産しまくる頃にはもっと大きなキーワードでも上がるようになっているはずです。
1つのカテゴリを完成させたら次へ
「今日は脚痩せのカテゴリの記事を書いたから、明日はお腹痩せのカテゴリの記事を書こう!そのほうが飽きないな~」
と思ってしまいがちなのですが、1つのカテゴリごとに完成させていくほうが良いです。
なぜなら関連性の高い記事が多いほうが、この情報に強いサイトだね!と認識してくれるからです。
そのためカテゴリ1つに集中して記事を入れていきましょう。
1つ終わったら、今度は次のカテゴリに記事を集中して入れます。これを繰り返します。
【記事を入れる順番の例】
- カテゴリAの成約記事
- カテゴリAの集客記事
- カテゴリAのまとめ記事・比較記事(あれば)
- カテゴリBの成約記事
- カテゴリBの集客記事
- カテゴリBのまとめ記事・比較記事(あれば)
- カテゴリCの成約記事
- カテゴリCの集客記事
- カテゴリCのまとめ記事・比較記事(あれば)
質の高い記事とは

記事を書く際は「質の高い記事」を作ることを意識しましょう。
設計図がしっかりできても入っている記事が質が低ければなかなか評価されないので結果稼げません。
最初は見よう見まねでいいですが、ポイントを押さえてちょっとだけ気合を入れて書く方が良いです。
もちろん後に何度もリライトをしていくので完璧は求めなくて大丈夫です(まずは書くことが大切)
Googleが好むコンテンツといえば、
- ユーザーの検索意図を満たす
- オリジナリティがある
- 読者の悩みを解決できる
- 網羅性がある
- 回遊しやすい
- 関連している情報もすぐに見れる
などなど、たくさんありますが、とにかくユーザー第一で考えろと言われています。
検索意図を満たす
特にユーザーの検索意図を満たす記事が書けていないと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
検索意図を満たせていない記事は上位表示されにくいので、記事を書く前に「このキーワードで検索する人は何が知りたい(何に悩んでる)のだろうか?」ということを考え、それに対する答えをきちんと記事で返してあげることが大切です。
検索意図がわからない…と思ったら、実際にそのキーワードで検索をかけてみましょう。
上位に並ぶ記事にはどんなことが書かれているかを見れば、そのキーワードの検索意図に対する答えがわかります。
また、複数の検索意図が含まれるキーワードの場合、特に多く検索される方が上位に表示される傾向があります。
オリジナリティがある
見よう見まねでやっているとどうしても内容もすべて同じになってしまいがちです。
上位サイトを見て、検索意図がわかったとしても構成をすべて真似してしまうとオリジナリティのないただの”似ている記事”になってしまいます。
ライバルを抜くためにはライバルよりも質が高いと評価されなければいけないので、少しずつ差別化していきましょう。
構成の順番を変えたり、ライバル記事は書いていないような独自の内容を入れていきます。
とはいえ、検索意図がぶれてしまうような内容を入れてしまうのは本末転倒です。
ライバルが書いてないようなより詳しい情報、別の情報を入れます。
例えば、Twitterや知恵袋などで生の声を集めて入れてみたり。
そこも似てる…となってしまうなら、クラウドワークスなどを使って生身の人間にアンケートを取っていくのもおすすめです。
他サイトの口コミをリライトしても、結局は同じコンテンツとなってしまいます。
そのためアンケートを使って全く異なる口コミやデータを扱えば、それだけで差別化することができます。
自分で撮った写真を画像として入れるのもいいですね。(著作権や肖像権には注意してください)
読者の悩みを解決できる
あなたの記事を読んでくれたユーザーが「私の悩み、すぐに解決したわ~」と満足してくれるのが一番の理想です。
なのでできるだけ早くユーザーの悩みを解決できるような記事を書きましょう。
つまり、結論を最初に書きます。
答えをすぐに書いたらそこで離脱されるから、答えは最後まで書かない!とユーザーに最後まで読ませることを意識してしまう人もいますが、そもそもユーザーは記事を読みません。
あなたの記事を読みたくてアクセスしているのではなくて、自分の悩みを解決したくて検索してきたわけなので、答えを最初に教えてあげることでその後も読んでくれることが多いです。
「よし!答えがわかった。これで解決!」→他サイトを検索せずページを閉じる→大満足。
「おお!悩みが解決した!でもなんで?理由は?」→さらに読み進めてくれる→最後まで読んで満足。あるいは他の記事へ。
こんな感じで、結果的にユーザーが満足する記事は結論が最初に書かれている記事ではないかと私は思います。
なので結論→根拠→具体的な例→結論で記事を書いていくのがおすすめです。
回遊しやすい・ユーザーにとって見やすい
ユーザーが回遊しやすいサイトはGoogleも回遊しやすく、わかりやすいと判断されます。
内部リンクをしっかりつないで、ユーザーがストレスなく知りたい情報をどんどん知っていけるようなサイト・記事作りを心がけます。
ここぞというタイミングでリンクが入ればユーザーは違和感なく飛んでくれるので、一度記事を書いたら自分で見直してみて、違和感のないタイミングで内部リンクを入れたりするのがおすすめです。
もちろんスマホでも確認するようにしましょう。
また、ユーザーにストレスを与えないということは、見やすいサイトであれということです。
ユーザビリティの高いサイトを作ることも意識していきます。
- スマホで表示が崩れていないか(見やすいか)
- ユーザーのことを考えたタイミングでリンクが挿入されているか
- 画像は軽いか(ページ表示スピードは遅くないか)
- 改行は適度に入ってるか、要は読みやすいかどうか
目次を入れたり、大見出しと小見出しをを正しく使っていきましょう。
関連している情報もすぐに見れる
回遊しやすいという部分と似ていますが、ユーザーが「じゃあこれはどういうこと?」という感じで、疑問が出てくるタイミングでより詳しく書いた記事や疑問点を説明するような記事への内部リンクを貼ってあげると良いです。
「これはどういうこと?」と思ったまま、あなたのサイトにそれを答えを満たす記事が用意されていないと(記事が書いてあっても内部リンクなどで誘導していなかったらユーザーは気付かないかもしれません)ページを閉じてまた違うサイトを検索し始めてしまいます。
ユーザーのためになるのであれば、外部リンクでも大丈夫です。
特に権威性の高いサイトや公式サイトにリンクを貼ってあげると評価されやすいのかなと感じます。
ただ「詳しくはこのサイト見てね」とユーザーを飛ばしてしまうのではなくて、「ここで確認してその疑問解決してね」「その問題はこのページで後で解決してね」という気持ちで別窓で開いてあげるようにすると良いです。
ユーザーの悩みに100%答えるのは当たり前。
できれば、120%答えられるのがベストです。
あなたの記事及びサイトで、ユーザーの悩みがすべて解決するような形にすればGoogleにもめちゃくちゃ評価してもらえるようになります。
でもいきなり120%答えなきゃ!と思わなくても大丈夫です。
最初はそこまで意識しなくても後からリライトしてどんどん質を高めていけますので。
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